2015年9月20日日曜日

日本語化できるから、安心して使えます。高機能なアウトライン(ストーリー)プロセッサ。

Scrivener
  • OS:OS X 10.6.6
  • 掲載時の価格:5,400円
  • こんな方にお勧め:
    • アウトラインプロセッサをお求めの方。
    • 長文を執筆される方。
    • キチンと章立構成をされたい方。
    • 脚注や付箋を利用して、より深い文章を構成したい方。
  • チェックポイント:高性能なドキュメントプロセッサです。スクリプトや小説の下書き、というよりもプロット〜構成〜推敲〜本稿の手前までの広い範囲で使えるツールです。
単体で高機能なアウトラインプロセッサとして利用しても、充分に期待に応えてくれるアプリでしょう。アプリ全体としてはかなりの高機能ですので、使える機能あるいは使いたい機能から利用し始めて、手に馴染ませるのもよいでしょう。
事実、わたしは今まさにそのように使い始めています。

自腹切って購入したものの、なかなかレビューしきれないアプリが溜まっていきます。このScrivenerもその一つです。
実のところ、Scrivenerの競合アプリあるいは対抗馬と見られるStoryMillも購入して継続評価中です。さらに、作文支援アプリとしてはEvernoteよりも使いやすいMacJournalは、もはや手放せないツールとなりました。

時間がいくらあっても足りず、レビューしきれないのですが、せめて当鑑定団の読者の方に有益な情報をお届けしましょう。

今回、わたしが購入したのは公式サイトからのダウンロード版です。入手としてはMac Appストアから購入する方が便利ですし容易いのですが、公式サイト側でキャンペーンを行っており、Appストアよりも安価(1/3程度)に購入することができました。

さて、当鑑定団ではいままで数多くのアプリをご紹介してきましたが、そのほとんどが英語版(英語表記)です。
Scrivenerも公式サイトおよびAppストアから入手できるのは英語表記のバージョンのみなのですが、なんと、このScrivener日本語化ファイルを作成して下さっている方がいらっしゃいます。

ご覧のように、綺麗でほぼ完璧な日本語です。英語アレルギーな方には嬉しいですよね。
日本語ファイルの作者さんによれば、Appストア版を対象に作成されているということですが、公式サイトからのダウンロード版でも問題ありませんでした。


そう言えば。
日本語化と言えば、当鑑定団イチオシのメールアプリUniboxがとうとう日本語化されました。(レビューはこちらです) ビジネスで利用するのであれば、これほど効率的なメールアプリはないと言えるでしょう。今現在のわたしのメインメールアプリの地位にあるアプリです。
しかも。デベロッパでは、iPhone/iPad版の開発が進んでいるとのこと。これは非常に楽しみです。期待通りの仕上がりだったら、もはやMacでメールを操作することはほとんど無くなるかもしれません。