- OS: iOS 5.1.1 以降。 iPad 対応。
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- 正統派、本格派のマインドマップを描きたい方。
- iPadでマインドマップを描きたい方。
- Mac、iPad、iPhoneでマインドマップを共有したい方。
- チェックポイント:マインドマップはもともとトニー・ブザンが提唱した思考法/記述法ですが、そのブザンが唯一公認するアプリ版のマインドマップツールがiMindMapです。
わたしはアプリの利用だけでなく、手書きのノートもマインドマップで描くことが多いです。手書きのマインドマップの効果はすさまじく、特にアイデア出しをする時や、思考をまとめる時には、アプリを利用するよりも遙かに効率的で様々なアイデアが湧き出てきます。
例えば、下図は普段に使っているノートに手書きしたマインドマップです。(内容の公開は差し控えさせていただきたいので、モザイクしています)
友人知人にもマインドマップを勧めているのですが、描き方を教えてほしいと言われることも増えてきたので、今回は手書きマインドマップの描き方についてのヒントをお伝えしたいと思います。
もともと、わたしは本格的にマインドマップを学んだわけでもなく、マインドマップツールを使って我流に描いていました。
でも、ある時、描けば描くほど、もっと可能性が広がるのではないかと感じて、参考資料を探したのです。で、やっぱり一番お勧めできるのが、ブザンの公式本かつバイブルとも言える、新版 ザ・マインドマップ(R)です。(わたしが最初に入手したのは旧版ですが、今は絶版になっているようです。)
他にも多くの書籍が刊行されていますが、読むのであれば、ブザン自身の著書をお勧めします。
マインドマップを常用するのであれば、文具も揃えましょう。
ノートはできるだけ大きいサイズがお勧めです。わたしはA4版の方眼ノートを見開きで利用(冒頭の写真)しています。この↓プラス A4ノート G罫 5mm 方眼 3冊パックは万年筆や筆ペンで書くと裏写りするのが難点ですが、サイズが大きくて価格の一番安い方眼ノートです。ページの消費量が多いですし、とにかく描いて後からアプリで清書しますので、安くて使いやすいノートが一番です。
ペンは柔らかい書き味が好きなので、万年筆か筆ペンです。色はこだわりのブルーブラック。
マップのブランチを描くペンは色鉛筆です。何本もの色鉛筆を持ち歩くのは不便なので、ぺんてる マルチ8セット PH802STを利用しています。本当は、ダーマトグラフがいいのですが、外出先ではかさばって不便です。その点このマルチ8セットは1本で8色使えます。芯の繰り出し方にややコツが必要ですが、中学生の頃から鉛筆芯ホルダーを利用してきた身にとっては何も不便を感じません。
ブランチを描くのにはボールペンなどの線の細いものは向いていません。また、サインペンでもいいのですが、万年筆や筆ペンを利用していますので、サインペンと重なるとにじみやすいという欠点がありますし、ダーマトグラフを利用しないのと同じ理由でかさばるという難点があります。
マインドマップの描き方についてはザ・マインドマップを参考にされるのが一番ですが、とっても簡単に見栄えのするマップを描くコツを一つ。
それは、先にブランチを描いてから、その上にテキスト(単語)を乗せて書くこと。
当たり前のことなのかもしれませんし、たぶんこれはわたしがアプリでマップを描くことを最初に覚えたからなのでしょうが、ブランチの色を決めて、位置と長さを考えて、それからそこに単語を乗せると、バランスのよいマップを描くことができます。
ともあれ、まずは描いてみることをお勧めします。マインドマップはそれ自体が実用的な思考法ですが、実際書き続けるととても楽しいノート記述方でもあります。
わたしは、日記もマインドマップで描いています。お試しあれ。