- OS:iOS4.3以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- ウェブマスターの方。
- ウェブ開発者の方。
- 目的のウェブページの構成や通信ログを確認したい方。
- HTTP(S)スニッファ(分析)ツールをお求めの方。
- チェックポイント:内蔵ブラウザからウェブサイトとの通信ログをつぶさに分析、確認することのできるツールです。iPhone単体で行えるスニッフィングツールとしてはなかなか優秀で、かなり詳細なログを取得することができます。
でも、まあ、スニッファを一番多用するのはハッカーかも(笑)。
MacやPCのデスクトップで利用するツールにはネットワーク上を流れるあらゆる情報、より具体的には繋がっているLANケーブルあるいは無線LAN上を流れるデータ(パケット)を取得するものがありますが、HTTP TraceはHTTP/HTTPS専用のツールです。
HTTP/HTTPS専用だからといって、簡易なものではなく、逆にHTTP/HTTPSでの通信(サーバーとのやり取り)のほとんどすべてを詳細に表示してくれます。
使い方は簡単で、アプリを起動して、目的のウェブページを表示させるだけです。
基本画面はこんな↓感じです。まぁ、普通のブラウザですね。
試しに、当鑑定団を表示させてみましょう。
どこからどう見ても、普通のモバイルブラウザなのですが、右肩にあるメニューマークをタップすると、ドサッと、通信ログが表示されます。
ウェブサイトのファイル構成を調べること、あるいは調べた結果からファイルを抜き取ることをサイト(ウェブ)を「掘る」と呼ぶことがありますが、まさに、このスニッファログから掘ることが可能です。
個々のログは、詳細(Details)も見ることができます。サーバーの種類はもちろんのこと、ウェブ開発者やウェブマスターにとって重要なレスポンスタイム(反応時間)も確認することができます。
取得したログは、HTML形式でメールに添付して送ることができますので、取得した情報をマルッとサクッと全部をPCやMacのブラウザで確認したり、再利用したりすることができます。
ログはテーブルタグで整形されて一覧表示されますので、見やすいです。
有料アプリですが、ただいま無料セール中です。仕事としてウェブに関わる方の必携ツールの一つでしょう。ぜひこの機会にどうぞ。