- OS:iOS6.0以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- 綺麗なモノクロ写真を撮りたい方。
- 昔の現像待ちの感覚を楽しみたい方。
- 粒子感のある画像を再現したい方。
- チェックポイント:デジタルカメラ時代ですから、撮った写真をすぐ見ることができるのは当たり前です。でも、それを60分待つという時間が、意外にも楽しく、ワクワクするものだということを、思い出させてくれたアプリです。
この1-Hour Photoでそんなことを思い出しました。1-Hour Photoは、待たされるカメラアプリです。1枚撮影ごとにおのおの60分待たなければ、撮った写真を見ることができません。なんて時代に逆行したまどろっこしいアプリなんだろう、と当初は思いましたが、評価してみると、この待ち時間が意外に楽しいものなのです。
インターフェースはシンプルで、設定等は全くありません。
撮影もシンプルに、シャッターボタンを押すだけです。試しにSwatchのくせに長年使い込んでいる時計を撮ってみました。
事実上、取り直しができないアプリですので、撮影時には、結構ドキドキしますし、いろいろと考えながら撮るようになりますね。趣味な方には、写真撮影そのものを楽しめるアプリでしょう。
撮影ボタンをタップすると1時間後に戻ってね、とのメッセージが表示されます。この時点ではもう、待つしかありません。もちろん、続けて撮影はできますので、 好きなだけ撮影をしましょう。現像のシミュレーションとはいえ、フィルム代・現像代は必要ありませんから。
現像処理中は、アプリアイコンにバッジがついて、処理中の枚数を表示してくれます。
処理が終了すると自動的にカメラロールに保存されます。
どのような処理を行っているのか定かではありませんが、素材感や立体感をうまく強調してくれるようです。また、少々露出の足りない(暗い)場面でも、うまく現像してくれます。
キャプチャ画像でお気づきの方も多いでしょうが、恥ずかしながら、現像してから腕時計を逆さまに置いたことに気がつきました(T_T)
こんな失敗も1-Hour Photoならではと言えるでしょうか・・・
時々、1-Hour Photoで撮ってみるのですが、待つという効果がこんなに面白いものだとは思いませんでした。あなたも会心のワンショットを狙ってみませんか。