- OS:OS X 10.7 以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- ただひたすらに書く事だけに集中したい方。
- 作文中に気が散りやすい方。
- 超シンプルなテキストエディタをお求めの方。
- チェックポイント:文章を記入するメインウィンドウに、ほとんど「何もない」というテキストエディタです。書く事に集中したい時には、とても効率の良いです。
当鑑定団では、職業柄(?)時々、少し変わったテキストエディタをご紹介しています。
作文時に限っていえば、わたしの最も好みのエディタはOmmWriter Dāna IIですが、Zenは更にシンプルです。
もともとOmmWriter Dāna IIはMac OSにフルスクリーンモードがなかった時代に開発されたアプリです。アプリ単体でフルスクリーンを実現するアプリとして非常に重宝していました。
現行OSではフルスクリーンモードがありますので、あえてアプリ単体で全画面を考慮する必要が無いのですね。その分、通常ウィンドウでも利用できるというメリットが増えます。
Zenを起動すると、本当に真っ白けのウィンドウが表示されるだけですので、面食らうかもしれません。
環境設定(Preference)から、フォントサイズ・ウィンドウの透明度、文字色・背景色を設定する事ができます。
実際に入力してみると、こんな感じですね。
あらかじめテーマ色が用意されていますので、メニューバーから配色を一発で変更することができます。
ミッドナイトカラーや、
セピアカラーなどが用意されています。
Zenの場合、その能力を最も発揮できるのは、やはりフルスクリーンモードでしょう。
試しにテーマをブラックにしてみましたが、まるでオールドPCのような感じです。
設定したテーマやフォントサイズはアプリ終了後も継続して適用されていますし、テキストも、直前に入力したものが次回起動時に再現されます。(でも保存は都度しておきましょう。)
保存に関しては、テキスト形式の保存と独自のZEN形式で保存できます。
ZEN形式は、一応独自形式なのですが、その実体は単なるテキスト形式です。まあ、ファイルの関連付けのための形式でしょう。
Zenは、物書きな方に特にお勧めです。