2015年1月25日日曜日

Macにガンガン喋らせよう。DTM派の音ネタとしても使えます。論文や資料を聴き流すにはとても便利。

Speech
  • OS:OS X 10.6.6 以降
  • 掲載時の価格:100円
  • こんな方にお勧め:
    • Macにあれこれ喋らせたい方。
    • Macのスピーチ機能をもっと手軽に利用したい方。
    • 喋った音声を録音して利用したい方。
  • チェックポイント:テキスト文字を手軽にMacで喋らせ、録音することができるアプリです。
実のところ、OS X 10.7以降であれば、システム標準でMacに日本語を喋らせることができます。(日本語データをダウンロードしてインストールする必要がありますが)
でも、テキストを選択して右クリックしなければなりませんし、キャラクターの変更や喋らせるスピードを変更するにはいちいちシステム環境設定を変更する必要があります。また、喋らせた音声を録音するにはターミナルから操作するか、いったんiTunesに登録する必要があります。

その点、Speechを利用すれば、手軽に再生・途中再生・録音、キャラクター変更をすることができます。
起動するとテキスト入力ウィンドウが表示されます。


起動時には、英語で喋るAlexが設定されていますので、日本語で喋るKyokoさんかOtoyaさんに変更しましょう。ちなみにKyokoさんはiPhoneのSiriでおなじみのあの声です。


ただし、KyokoさんあるいはOtoyaさんを利用するにはOS X10.7以降が必要ですし、あらかじめシステムにダウンロードしてインストールする必要があります。システム環境設定を開き、「システムの声」からカスタマイズを選び、データをダウンロードしておきましょう。(YosemiteではKyokoさんのデータはあらかじめ用意されているっぽいです。)


準備ができたら、テキストを入力(もちろんペーストも可能です)して、再生ボタン(Speek)をクリックしましょう。テキスト部分をクリックすると、クリックした場所から途中再生します。


完璧ではありませんが、まあまあ流暢に喋ってくれます。再生スピードをやや早めにした方が自然に聞こえるでしょう。
アルファベットもちゃんと読み下してくれるのですね。当鑑定団のURLである「septill.blogspot.com」を「セプティル ドット ブログスポット ドット コム」と発音してくれるとは意外でした。

長文のテキストデータを聞き流したい(たいていは、ながら作業で)時に便利ですね。ミュージシャンの方にも、このスピーチ機能で音ネタを作っている方もいらっしゃるようです。