2015年1月22日木曜日

あなただけの写真保管庫。複数のパスワードで徹底的に写真を保護することもできます。ただいま無料セール中!

Secret Photo
  • OS:OS X 10.7 以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • あなただけの写真保管庫を作りたい方。
    • 誰にも見せたくない写真にパスワードをかけたい方。
    • パスワードも複数用意して使い分けたい方。
  • チェックポイント:写真を(アプリ内に)保存するためのアプリです。保存した写真はパスワードを入力しないと見ることができません。写真はカテゴリ分け(フォルダ分け)をして保存することができ、カテゴリごとにそれぞれ別のパスワードを設定することができます。
iPhoneアプリではよく見かける、秘密の写真保存アプリというやつです。Macでは、ファイルそのものを暗号化するアプリが多いのですが、ファイルそのものの存在が「怪しまれる」場合があります。この点、このSecret Photoはファイル暗号化に比べて扱いやすく、画像ファイルそのものの存在を隠すことができるのがメリットです。

アプリを起動すると、まず最初にパスワードの設定を求められます。パスワードは覚えやすく、類推されにくいものを選びましょう。当鑑定団でも過去レビューで幾つかパスワードジェネレーターやパスワード管理アプリをご紹介していますので、ご参考下さい。


パスワードを間違えると、アプリは終了してしまいます。パスワードを忘れると、保存した写真を二度と見ることができなくなりますのでご注意ください。


写真をアプリに追加するには、左上のAdd filesアイコンをクリックするかFinderからドラッグ&ドロップします。
写真はカテゴリ(階層)を作って保存することができますので、お好みの名前をつけて階層を作りましょう。階層は左ペインを右クリックして表示されるコンテキストメニューから作成します。
ユニークなのは、階層ごとに別々のパスワードを設定できる点でしょうか。深い階層を作成して、その階層だけ別のパスワードを設定すると、かなり秘匿性が高くなるでしょう。


アプリを起動中(写真を閲覧中)でも右肩のrelockボタンをクリックすると即、写真が隠されてパスワードを待機する画面になります。

基本的にSecret Photoは写真保存アプリなので、個々の写真をサムネイルで確認することができますが、フルサイズで閲覧したり加工したりすることはできません。個別に写真を閲覧・編集したい場合はエクスポートする必要があります。

最後に注意点です。Secret Photoへの写真追加はコピー保存ですので、元々の写真はもとの場所に残ったままですから、Secret Photoに登録した後、元写真を削除しない限りは隠したことになりません。
(わたしの場合、そこまでして隠したい写真なんてないんですがねぇ・・・)