2013年11月27日水曜日

ショパンが現代に甦る。丁寧な作りが楽しめる音楽ゲーム。

Frederic: Resurrection of Music
  • OS:iOS4.3以降
  • 掲載時の価格:200円
  • こんな方にお勧め:
    • 落ちモノ系ミュージックゲームのお好きな方
    • ショパンファンの方。
  • チェックポイント:Ver.3でユニバーサルになりました。画面サイズ的にiPadあるいは、iPad miniでのプレイがお勧めです。
数が多すぎて、余程のことがなければゲームはレビューしないのですが、これは別格です。音楽ゲームとして本当に面白いです。
一応、ストーリーらしきものはあり、フルボイス(英語)でお話しが進みます。ですが、英語がわからなくても全然大丈夫。雰囲気を楽しみましょう。内容はこんな感じ・・・
彼はフレデリック・ショパン。(そう、あのピアノ曲で有名なChopinです)。突然現代に甦った彼だが、その復活の理由もなにもわからない。目の前に現れた3人の官女から「どこでも弾ける(伸縮自在の)ピアノ」と「(伸縮自在の)空飛ぶ馬車」を渡され、旅をすることになる。旅を続ければ、謎が解けると言われ・・・
そして彼は全国各地で音楽勝負!を挑み挑まれ、自らの復活の理由を探す事になるのである。
・・・いやいや、まるで少年ジャンプかと思いましたよ。いきなり第一章は、俺と音楽勝負をしろ!と、流しのミュージシャンが勝負を挑んでくるのですから。章ごとに世界各地が舞台となり、その土地柄にちなんだ曲調(アレンジ)の曲を演奏します。秋葉原、ニューヨーク、テキサス、モスクワ等々各地を転戦です。
ゲームそのものは、いわゆる落ちモノ系タップゲームです。ですが、曲のアレンジとゲームシステム、アレンジのバランスが素晴らしく、とても楽しめるものとなっています。
本当にピアノを弾いているかのような感覚、ミスった時のノイズの巧妙さも上手に作られています。また、画面のすみずみまで気が配られており、ミス時のフレデリックの悔しがる様子、敵の振る舞い、画面の隅のキャラクターの動き等、傍から見ていても楽しめる画面作りです。ハイスコアを狙うには、コンボで出現する音符をタップするのですが、なかなか難しいですね。
ショパンのアレンジ曲も良く出来ていて、カントリー風、テクノ風、レゲエ風、ラップ風etc.と飽きさせません。ゲーム曲も単体でiTunes販売しており、わたしは、アルバム買いしてしまいました。