- OS:OS X 10.7 以降
- 掲載時の価格:100円
- こんな方にお勧め:
- すべてのアプリケーションをワンクリックで終了させたい方。
- バックグラウンドで動作するアプリも一括で終了させたい方。
- OnyxやCCleanerでのメンテナンス前に。
- チェックポイント:今に始まったことではありませんが、WindowsもMACも長時間使い続けていると無駄に(と思えます)メモリを消費してなかなか解放してくれません。そんな時は再起動すれば良いのですが、なかなかその手間を惜しんでしまうものです。また、ログイン時に自動起動するアプリが設定されていると、再起動の効果も薄れます。
とりあえず今は再起動は避けたいので、他のアプリを終了させてメモリを少しでも空けたいという状況もありますし、OnyxやCCleanerのメンテナンス前は、より効率的にメンテできるように他のアプリを終了させておいた方がよいものです。
このMultilityは、メニューバーに常駐し、クリック一つですべてのアプリを終了してくれる便利アプリです。
特筆すべきは「バックグラウンドで動作している」アプリも終了してくれることです。MACの強制終了メニューでは、基本的にDockに表示されているアプリしか終了させることができませんが、Multilityなら、システムサービス系のアプリも一発で終了してくれます。
Multilityは起動すると、メニューバーのみに常駐するフェイスレスのアプリです。設定画面等はありません。アイコンをクリックとドロップダウンのメニューが表示されます。下から2番目にある「stacksocial at Login」をチェックすると次回から自動的に常駐します。でも、必要な時だけ、都度都度起動するのが良いように思います。
なぜなら、間違って(BOON!!)をクリックしてしまうと、有無を言わさずすべてのアプリが終了してしまうからです。保存していないドキュメントがあった場合には、かなり悲しいことになるでしょう。
その代わり、スッキリとすることには間違いありません。これ↓は、(BOOM!!)する前の状態です。ずらずらと常駐系のアプリがメニューバーに並んでいます。
で、(BOOM!!)すると・・・
一瞬で(本当にアッという間です)終了してしまいました。
なお、(Ask to save)の場合はバックグラウンドのアプリ終了までは行いません。
わたしは、OnyxやCCleanerでメンテナンスをする前のオマジナイとしてもMultilityをよく利用します。効果を確認できたわけではないのですが、メンテナンスアプリを起動する前には、できるだけ他のアプリを終了しておいた方がより良い状態になると思われます。実際、Onyxは、メンテナンス前にアプリを終了させますし。ちなみにMultilityはOnyxが自動終了させられるアプリよりも遙かに多くのアプリを終了させることができます。
MACを終了させる際にもあらかじめMultilityでBOOM!!すると、終了処理が早くなるので、こちらの使い方もお勧めです。