2015年9月26日土曜日

これはもはや彫刻だ! 画像を自由自在にポリゴン加工するアプリ。無料セール中!

Trimaginator
  • OS:OS X 10.6 以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • ユニークな写真加工をしたい方。
    • 二次元で造形に挑戦してみたい方。
    • ウェブの背景やオブジェクトなど、オリジナルなデザインを作成したい方。
  • チェックポイント:半端なく多数の複合ポリゴンを加工することのできるアプリです。なのに、操作は簡単ですし、お手軽に一風変わった写真加工をすることもできます。
このTrimaginator、単純に写真をポリゴン加工するだけではなく、任意のポイントを加えて多点化することができるのです。この作業が写真加工と言うよりも、ノミを振るうというか、粘土を細工するというか、まるで造形の様な感覚です。

アプリのインターフェースも独特で、起動するといきなり擬似的なフルスクリーンモードで表示されます。
いわゆるウィンドウやポップアップ的な画面もありません。四隅に表示された三角のタブがそれぞれツールメニューになっています。
まずは、左肩にある白い三角形をクリックして、画像ファイルを読み込みましょう。


手軽にワンタッチでポリゴン化するのであれば、右肩にあるメニューを開き、黄色いタブをクリックしましょう。
一瞬で、わかりやすい形の多形ポリゴンの画像が出来上がります。


右下にあるメニューでは、ポリゴンのポイントを追加したり、削除したりすることができます。作例では、同じ東京タワーの写真で全体を大まかなポリゴンにし、展望室部分だけに細かくポイントを追加しました。


ポイントを追加するといっても難しいことは何も無く、ただマウスをクリックしてゆくだけです。でも面白い事に、この作業がまるで彫刻の細工をしている感覚なのです。

左下のメニューでは表示のバリエーションを選ぶことができます。
ポリゴンの線を表示したり、元の画像との合成機能が用意されたいます。


例えば、さまざまな人や物が写り込んだ風景写真をワンタッチ加工すると、こんな↓感じです。キュービズム的ですね。



合成機能も使いつつ、いじってみたのがこちら↓。


あ、そうそう。
Trimaginatorは擬似的なフルスクリーンモードなので、そのままでは終了メニューが表示できません。
ECSキーを押すと、フルスクリーンモードが解除されますので、その後に終了操作をして下さい。

上図↑などは、ボカしをかけたら壁紙かタイリングの素材になりそうですね。もとは猫の画像なんですが。

Trimaginatorはただいま無料セール中です。
また、iPhone版も販売されています。→ iPhone版Trimaginator