2015年9月29日火曜日

意外と、セミオートが一番使いやすいのかも? あなた好みに全自動〜半自動を作成するOS標準機能。

Automator
  • OS:OS X
  • 掲載時の価格:無料 (OS標準搭載) 
  • こんな方にお勧め:
    • Macの操作を自動化したい方。
    • 複数のアプリを一度に起動したい方。
    • 一定の組み合わせで、Macを順次操作したい方。
  • チェックポイント:使っている方は使っている、使ってない方は「なにそれ?」という部類の標準アプリがAutomatorでしょう。簡単な操作や、ちょっとした作業効率アップには絶大な効果を発揮してくれるアプリです。
わたしは、ほぼ毎日かつ一日中Macを利用しています。作業中断や就寝の時もMacを終了することはほとんど無く、たいていはスリープさせています。普段であれば、再起動するのは、週に2回か3回程度でしょうか。
ただ、常駐アプリを多用しており、これらが再起動時に一斉に動き出すため、時々、特定のアプリが起動しなかったり、挙動不審になったりします。

一番困るのが、Finderの挙動不審です。時々デスクトップにあるファイルアイコンの取得とかを失敗するんですね。そんな時はFinderを再起動するのですが、そうすると同時にXtraFinder(レビューはこちらです)も終了してしまいます。

そんな時、Automatorを利用すれば、Finderの再起動とXtraFinderの起動を簡単に済ませることができます。

Automatorで簡単な操作を自動化するだけならば、プログラミングの知識はほとんど必要ありません。
今回は単体で動作するアプリを作成します。Automatorを起動して書類の種類としてアプリケーションを選びましょう。

後は、左のメニューにある項目を選んでドラッグ&ドロップ、必要ならば幾つかの入力をするだけです。
  • 今回はまず、Finderを終了させるために
    • 「シェルスクリプトを起動」を選び、
    • 「killall Finder」と入力、
  • 次にXtraFinderを起動させるために
    • 「アプリケーションを起動」を選び、 
    • リストからXtraFinderを選択、
以上で終了です。

最後に名前をつけて保存すれば、Finder強制終了+XtraFinder起動アプリの完成です。

ただ、Automatorで作成したアプリのアイコンは、Automatorそのものなので、さえないですし、折角ならばわかりやすく綺麗なアイコンにしたいものです。
ということで、アイコンはArt Text 2(レビューはこちらです)を利用して、これまた簡単に作ってしまいましょう。

今回はテンプレートから選んで、そのままPNGとして保存しました。


出来上がったアプリ達がこちら↓


その後、色々と試したみたところ、Macに起動時に負荷をかけているアプリの最右翼がクラウドサービスのクライアントらしいと気がつきました。具体的にはDropboxやBox.net、CopyやOneDriveですね。
これら一連のクラウドクライアントをログイン時に自動起動させず、別途Automatorアプリで一括手動起動に切り替えたところ、かなり安定した運用ができるようになりました。

ログイン時に多数のアプリを自動起動させている方は、一度お試しあれ。