- OS:OSX 10.7.5以降
- 掲載時の価格:19.99ドル(本家)、2,592円〜(日本語)
- こんな方にお勧め:
- Macから出力される音を綺麗or迫力のあるサウンドにしたい方。
- 手軽に高音質を楽しみたい方。
- 音質をあなた好みのカリカリチューンに仕上げたい方。
- 音楽リスニング中のメール着信音が気になる方。
- ライブハウスシミュレーターがお好きな方。
- チェックポイント:前回に引き続き、Macの音響環境向上アプリシリーズです。シリーズと言うからには今回ご紹介のHearだけで終わったりしないのですよ・・・
今回ご紹介のHearは、さらにDSPエフェクトの詳細設定も可能なサウンドオプティマイザーです。
Hearは、プリセットの設定だけでも数十個用意されており、それぞれヘッドホンに最適化されたものやスピーカーセットに最適化されたものが用意されています。
プリセットはカテゴリごとに分けられており、ご覧の通り↓ミュージックのカテゴリだけでも69種類もあります。
手軽なプリセットで楽しむ事もできますし、コントロールパネルから、あなた好みの、あるいはスピーカーやヘッドホンにあわせた設定をじっくりと煮詰めることもできます。チューニング設定項目だけでも12個ありますからね・・・
設定項目としてイコライザ↓はもちろんのこと、
リミッター設定↓がありますので、強めのエフェクトをかけても音割れを防ぐ事ができます。
さらに「仮想サブウーファー」機能↓までありますから、Rock系でドンシャリが好きな方や2チャンネル2スピーカーシステムで、もう少し低音域が欲しいな、という方にはたまらない機能です。
3Dサウンドや反響コントロール機能もありますので、ライブハウスシミュレーターシミュレーターがお好きな方にも最適です。クラブハウスからコンサートホールまで、あなた好みの残響感と広がりをシミュレートできます。あなた自身でチューニングするのも楽しいでしょうし、気分にあわせて手軽にプリセットからお好みを選ぶのもいいですね。
しかも、HearはDSPエフェクトを適用するアプリも個別に選ぶ事ができます。
このHear、本家のウェブサイトで購入すると当然ながら英語版です。わたしは本家サイトから購入したので、ご紹介の画像も英語版ですが、日本の代理店でも販売されていますので、そちらは日本語でのメニュー表示↓がされます。
とにかくHearのエフェクト組み合わせのバリエーションは凄まじく多様です。わたしはフラットで固い音質が好きなので、かなり控えめなセッティングにしていますが、それでも選択項目は多いですね。
ここで、一つTipsを。
Hearでは、エフェクトを個別に選んで設定する上に、エフェクトの「繋ぎ順」も指定することができます。音響関係のお仕事やギター奏者の方にはおなじみですよね。同じエフェクトセッティングでも繋ぎ方を変えると、まったく違う鳴り方をすることもあります。奥深いですよねぇ。
Hear 本家サイト:英語版
Hear 日本販売店サイト:日本語版