- OS：iOS9.0以降
- 掲載時の価格：無料
- こんな方にお勧め：
- 手軽にsafariの広告ブロックを設定したい方。
- (できるだけ)最新の広告遮断情報を利用したい方。
- オリジナルの広告ブロックも設定したい方。
- チェックポイント：当鑑定団でもお勧めの広告除去アプリWeblockとAdBlockをリリースするデベロッパからsafari(iOS9以降)のブラウザアドオンとして利用できる広告ブロッカーがリリースされました。既に広告ブロッカーとして実績がありますので、さぞかし効果的なフィルタリングがされているのだろうと見てみると・・・おっと！ これまでとは異なる意外な仕組みで広告ブロックを実現していました。
EasyListは、デスクトップ版の広告ブロッカーとして実績のあるAdblock Plusのブロックデータして、更新され続けています。
日々進化し続ける広告サーバーとそれをブロックするデータとの戦いに追随するのは大変な労力を必要とします。これに共有データとして公開されているEasyListを利用するというのはなかなかいい考えでしょう。
一般的な(特に海外を中心とした広告サーバー)であれば、初期設定のまま利用しても特に問題はありません。
ただ、日本はある意味インターネット広告先進国ですので、独自の広告ブロック処理も欲しい所です。その点、 ADmosphereは別途独自のリストを追加することができるというのも強みです。
設定画面で一番上にある「CUSTOM」の項目にあなたの望む日本向けEasyListが公開されているURLを記入すれば、それでOKです。
日本向けEasyListはいろいろな方やグループが公開されていますので、お好みのものを選べば良いでしょう。「easylist 日本 フィルタ」とかで検索すれば見つけることができます。また、フィルタの書式を理解して、あなた自身のオリジナルなフィルタを記述することができるのであれば、それをDropboxの公開フォルダ等に置いて利用することもできます。
いままで数多くのsafari向け広告ブロッカーを試してみましたが、無償であなた自身のオリジナルな広告ブロックを記述できる製品はほとんどありません。
ホワイトリスト(広告をブロックしたくないサイトの一覧)すら備えていないアプリが多いのが現実です。
広告除去についての賛否はともかく、あなた自身でガチな広告ブロック設定をしたいのなら、ADmosphereはお勧めのアプリです。無料で利用できるというのも嬉しいですね。