- OS:OS X 10.7 以降
- 掲載時の価格:120円
- こんな方にお勧め:
- KJ法的な思考ツール、プロジェクト管理ツールをお求めの方。
- マインドマップのツリー的な管理よりも、もっと関係性が複雑な事象をまとめたい方。
- 複数のプロジェクトに関わる事項を横断的に管理したい方。
- チェックポイント:デベロッパ曰く、「今までの常識を破壊する(paradigm-breaking)ツール」だそうです。ちょっと大袈裟な気もしますが、確かに可能性を秘めたアプリと言えるでしょう。
付箋型のカードを使うという点では、KJ法と同じなのですが、どうも考え方が少し違うようです。
極々簡単に言ってしまえば、KJ法的なコルクボードとGmail的なタグ機能を組み合わせたもの、でしょうか。アプリのアプローチ手法を理解するまでに少し時間がかかりましたが、なるほど、これは画期的な方法かもしれません。
アプリの外観はコルクボードです。左側に並んだタグの一覧が、少し風変わりに見えるかもしれません。
ところが、カードにタグを貼り付ける(文字通り、ドラッグ&ドロップで左のタグリストからカードにタグを貼り付けます)と、これが、一変します。
このタグはGmail的なタグ機能的な感覚で捉えると良いでしょう。
通常時に中心部にある「Inbox」というのが、受信トレイ、つまり最初にカードを描き込んで入力/ストックされる場所になります。
タグを付加すると、それぞれフォルダ的に収納されます。「Inbox」から消えて、個々のタグ階層に降りなければ見ることができません。タグ階層に降りるには、望むタグを左のリストから中央部のサークルにドロップします。
もちろん、タグはそれぞれのカードに複数個割り当てることができます。
普段、メールをGmailで、タグで管理されている方であれば、コツをつかむことができるでしょう。
まず、Inboxにどんどんとカードを貯め込み、必要なタグを割り当て、様々な角度から分析したり、カードに納期を指定して、プロジェクトごと(これもタグで管理します)に俯瞰することができます。
う〜ん。
コレ、使ってみないとわからないだろーなー。文章や図面、動画であっても説明しにくいアプリです。
とは言え、プロジェクト管理や進捗管理、ウィッシュリスト作成には絶大な効果がありそうです。キーポイントはタグの作成と管理のような気がします。
こういう生産性向上ツールが大好きなので、しばらく試してみようと思います。こういう思考ツールが120円程度なら、充分元がとれますね。
新しい発見があったら、報告いたします。