- OS:OS X 10.7 以降
- 掲載時の価格:2,400円
- こんな方にお勧め:
- 手早くダイアグラムを作成したい方。
- ウェブ/アプリ開発やディレクションに関わる方。
- 新規事業や業務でワークフロー作成が必要な方。
- ネットワーク図、組織図、家系図を簡単に作成したい方。
- チェックポイント:簡単手軽、しかもプリントアウトしても見栄えするカラフルなダイアグラムや組織図を描くことのできるアプリです。内蔵されているステンシルオブジェクトはベクターデータで作成されているので、拡大してもジャギジャギに崩れることはありませんし、追加のアドオンでステンシルを自作する事もできます。
あらためて評価したところ、特に提出用の資料作成には最適なアプリでしたので、ご紹介です。
当鑑定団では、資料作成用のツールや、マインドマップをはじめとする思考ツールの数々をご紹介していますが、このDiagrammixもそれらのカテゴリに属するツールです。
特徴としては、
- 手早く簡単に見栄えのするダイアグラムを描くことができる
- OmniGraffleのステンシルをインポートすることができる
- 自作のステンシルを作成することができる
Diagrammixを起動すると、テンプレート画面を中心にしたメニュー画面が表示されます。ダイアグラム作図アプリとしては、かなり豊富なデザイン(スタイル)が用意されています。
わたし自身では、あまりお目にかかることも作成することも少ないのですが、オブジェクト指向のプログラマやSEにとっては重宝するUML図の作成テンプレートも用意されています。
作図自体は非常に簡単で、左側に配置されている各種のステンシルを選んで、中央画面にドラッグ&ドロップするだけです。
サクサクと非常に軽いアプリです。ステンシルのサイズ調整はもちろん、複数のステンシルの位置合わせも、親切なガイドが自動的に表示されますので、苦労することなく作図を進めることができます。
ステンシルをダブルクリックすれば、サブメニューが表示されます。
配色を変更することはもちろん、ステンシル(シェイプ)の差替変更も一発です。
ステンシル同士を繋ぐコネクターも、思いのままに多角折れ線を描くことができます。
Diagrammixには単体で数多くのステンシルが用意されており、
- 一般的なダイアグラム
- UML図
- ワークフロー
- ネットワーク図
- 組織図、家系図
- 戦略図
- データベース図
しかも、OmniGraffleのステンシルを読み込むこともできます。(残念ながら再現性は100%ではありませんが、充分実用範囲内です。)
更に、アドオンを購入すれば、ベクター形式のステンシルを自作する事もできます。
正直なところでいえば、、Diagrammix自体の完成度が高く、ステンシルも豊富に用意されていますから、余程の本格的な業務にでも利用する(作図専門の業務受注など)のでなければ、追加アドオン機能を購入しなくても充分に使えることでしょう。
もしかすると、ちょっと組織図やダイアグラムを描いてみたいだけ、という用途であれば無料版のDiagrammix Liteでも充分かもしれません。Diagrammix Liteは、Diagrammixの機能縮小版です。