- OS:OS X 10.9 以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- セキュリティ意識の高い方。
- 重要な機密書類を完全に削除したい方。
- 右クリックで簡単に完全削除したい方。
- ヤバイ、あるいは恥ずかしいファイルを跡形もなく消し去りたい方。
- ハードディスクの中身をサルベージされても安心したい方。
- チェックポイント:以前にご紹介した、Incineratorとほぼ同等の機能を持ったファイル削除ツールです。File ShredderとIncineratorとどちらが優秀か、というものではなく、使い勝手や好みで選ぶのがよいでしょう。
File Shredderの起動時には、設定画面が表示されます。
常用するのであれば「Run on startup」にチェックをつけて、自動起動させるのがよいでしょう。
設定については、通常は「Shred」でも充分でしょうが、せっかくですから「Secure Shredding」にしておきましょう。1パスから35パスまでの3段階を選ぶ事ができます。パス回数が多いほどよりセキュリティが高まりますが、ファイルを削除し終わるまでの時間もそれに比例して長くかかります。
通常の使い方は、例によって、Dockのアイコンにファイルをドラッグ&ドロップしてするだけです。
確認ダイアログが表示されますので、本当に削除してもよいかどうかを最終ジャッジしましょう。ここで「Shred」ボタンをクリックすると、もうファイルを取り戻すことはできません。
通常の削除や1パス程度であれば、すぐにファイルを削除し終わりますが、35パスを設定したり、大量のファイルをシュレッダーした場合は、削除し終わるまでの間はアイコンにバッジが表示されます。
File Shredderは、右クリックから動作させることもできます。この機能は、ごみ箱の中のファイルに対しても有効なので、ごみ箱内のファイルを個別に削除(空にしたい)時には重宝します。パソコン利用(MacでもWindowsでも)歴の長い方では、ごみ箱をファイルの一時退避場所として利用される方も多いでしょうから、この機能、結構便利です。わたしも、結構頻繁にごみ箱をファイルの一時退避に利用しますので、助かります。
File Shredderはただいま無料セール中です。セキュリティ対策はもちろん、ファイル削除の使い勝手を高めたい方は、この機会にぜひどうぞ。