- OS:iOS5.1以降
- 掲載時の価格:100円
- こんな方にお勧め:
- 一眼カメラ風の写真を撮りたい方。
- ポートレート(or人物写真)をキレイに加工したい方。
- チェックポイント:手軽さでは前回ご紹介のBig Lensにひけはとりません。設定が少ない分より簡単ですね。
では、実際にFocusNowを試してみましょう。
まずは初期画面です。左下のカメラボタンから画像を読み込みます。今回は比較のため前回と同じ画像を利用しています。
で、画像を読み込むと、全体がぼけています! 最初は何か失敗したのか、それともバグなのかと思ってしましました。でも、よくよく見ると・・・普通、加工アプリって筆のアイコンが置かれている事が多いですよね? コレって消しゴム?・・・まさか?
そう、このアプリはまず最初に全体をぼかして、その後、ボケを除去していく事で、目立たせたい主題を浮かび上がらせるというコンセプトなのですね。試しにお顔の部分をスリスリとなぞってみると、曇ったガラスを拭き取るように鮮明な画像が現れました。ナルホドね。
FocusNowにも自動選択機能が用意されています。顔だけをクリアにした状態からそのまま□アイコンをタップしてみましょう。余談ですが、このマークって、ケロップ(Crop)アイコンですよね、普通は。最初は自動選択機能のアイコンだとは思わなかったです。
すると、顔を中心にエッジを判定して、自動的にボケを外してくれました。
自動設定の適用範囲は狭いようなので、手やスカートの部分もなぞって、自動設定を適用してみます。消しゴムマークをタップすると、筆マークに変わります。ボケを外しすぎた時にはこの筆で再度ボケを加えます。
細かい設定は一切ないという潔さも、引き算コンセプトにあっているのだと思います。同じボケ加工にしても、Big Lensとは異なります。比較の画像も載せておきます。Big Lensの方がより一眼カメラっぽい絵になっています。主題のわかりやすさではFocusNowでしょうか。どちらがよいかは、各人の好みでしょうね。
ただし、保存出来る画像サイズは異なります。Big Lensはフルサイズで保存出来る(設定により変更可能)ので、SNSに投稿する時はFocusNow、プリントする時はBig Lensという風に使い分けるのがよいでしょう。