2014年2月24日月曜日

【100回記念】iPhoneでOfficeファイルが”編集”できるアプリを連続レビュー (その4)

ポラリスオフィス(Polaris Office)
  • OS:iOS5.1.1以降
  • 掲載時の価格:1,300円
  • こんな方にお勧め:
    • iPhone上でMS Officeのファイルを編集したい方。
    • PowerPointもインラインで編集をしたい方。
    • ファイルの再現性にこだわる方。
  • チェックポイント:開発ベンダーでは次期バージョンのリリースを予定しています。次期バージョンはiOS7対応(iOS6以下は不具合の可能性があるらしい)ですので、iOS6以下の端末をご利用の方は今のうちにダウンロードしておいた方が良いかもしれません。必ずしも旧バージョンがダウンロードできるとは限りませんし、OSをバージョンアップした際には無料でアップデートできますので、購入をご検討の方はお早めに。
Office互換アプリの本命と言えるアプリです。3回(123)に渡りOfficeSuite ProfessionalSmart Office 2OliveOfficeをご紹介してきましたが、今回のポラリスオフィスはバランスのとれた高機能を誇ります。まぁ、その分お値段も高機能ですが・・・

扱えるファイル形式は、Office全般(97-2003形式並びに2007形式)とPDFになります。再現性はこれまでにご紹介したアプリよりもやや高いでしょう。特にPowerPointファイル(97-2003形式)はオブジェクトもかなりよく再現してくれます。しかも、PowerPointもインラインで編集できますので、デスクトップのインターフェースに操作感が近く、使い勝手も優れています。


下記画像は、PowerPointの例です。さすがにサイズの大きなファイルの読み込みには少し時間がかかりますが、いったんファイルを読み込んでしまえば、操作に不便することはありません。オブジェクトをタップすればそのまま編集する事ができます。


単純にデスクトップの操作性を再現するだけではなく、iOSならではのインターフェース操作も考慮されているのが、更に好感を持てます。例えば、Excelの表ではズームを多用する事になりますが、ピンチ操作をした際に、自動的に画面にフィットさせるボタンを表示してくれます。かなりありがたい機能です。


 メニュー操作も整理されており、使いやすいものになっています。(所々日本語が間違っているのはご愛敬ということで。)


さて、「使えるOffice互換アプリ」の連続レビューはいかがでしたでしょうか。手持ちのアプリの中からまともに動作するアプリを選んでご紹介しました。他にもOffice互換アプリはありますし、今後も新たなOffice互換アプリがリリースされるでしょう。iPad版のみですがMS純正OfficeSuiteもリリースの噂があります。 これらはまた機会がありましたらレビューさせていただきます。