2015年4月5日日曜日

地味に役立つ画像変換アプリ。ウェブマスターやメールライターにお勧めの手間なし出力が魅力的。

Image2Html
  • OS:OS X 10.7 以降
  • 掲載時の価格:480円
  • こんな方にお勧め:
    • 画像をテキストデータに変換したい方。
    • メールに画像データを埋め込みたい方。
    • 画像を外部データとして読込必要な形式にしたくない方。
  • チェックポイント:画像データをbase64にエンコードしてくれるアプリです。単純なアプリですが、必要な時(人)には必要なアプリですし、HTMLはもちろん、CSS、XML、XHTML、BASE64に出力することができます。
昔と違って、今時はもうHTMLメールを敬遠することもないでしょう。それどころか、情報量や見栄えの点から、プレーンテキストなメールよりも好まれるのではないでしょうか。
ところが、このHTMLメールというやつは通常のウェブページよりも遙かに受信側の環境に依存するというのが悩ましいものです。

おそらくはブラウザと異なり、スタンダードとなるクライアント(メールアプリ)が確立していないことと、歴史が浅いことが原因ではないかと思うのですが、意外とメール作成者が意図したとおりに書式やレイアウトが再現されないことが多いものです。あるメールアプリではキチンとメールが表示されても、別のメールアプリやウェブクライアント(gmailやyahooメール)ではまた違った表示だったりします。

その一つの原因がHTML内に読み込まれる画像データの扱いだったりします。もともと伝統的なメールのお作法では、画像データは添付ファイルとして扱うことが主流だったためでしょう。
その一つの解決方法として、画像をテキストとしてHTMLデータ内に埋め込むのも一手です。Image2Htmlはそんな時にとても便利に使えるアプリです。

使い方は簡単です。エンコードしたい画像ファイルを画面左側にドラッグ&ドロップするだけです。


出力フォーマットとしてHTML、CSS、XML、XHTML、BASE64を選ぶ事ができます。(正確にはそれぞれのフォーマットですぐに利用できるようなタグを付加したbase64データです。)
あとはデータをコピーして、必要な箇所に貼り付けるだけです。


画像のコントラストや明るさ、更にはリサイズも行うことができます。
画像として再現する時のフォーマットに、jpegあるいはPNGを選べるのですが、ファイルサイズに注意しましょう。今回の例(上図↑と下図↓)の場合、もともと627KBの画像データがPNGの場合は3MB、jpgの場合は340KBとかなりの差があります。


ウェブページを作成する際に、画像専用のサーバーやディレクトリを利用したくない(あるいは利用できない)場合にも重宝するでしょう。


【鑑定団こぼれ話】
デザインの再現性が高い(どのメールアプリでもほぼ同じレイアウトになる)ようなテンプレートを作成したいので、いろいろと試しています。
えっ? 何故かってですか? その理由はこれなんですが・・・最近忙しすぎて、鑑定団本編にもなかなか時間を割けない始末で、滞ってます。ゴメンなさい m(_ _)m