- OS:iOS7.0以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- SoundCloudファンの方。
- 世界中の様々な楽曲を聴きたい方。
- 有名アーティストからインディーズ、掘り出し物の楽曲まで、様々に楽しみたい方。
- チェックポイント:SoundCloudは日本では、まだややマイナーレベルのサービスですが、世界基準で4億人以上の登録ユーザー数を誇る音楽共有サービスです。
ということで、今回はSoundCloudアプリのご紹介・・・ではなく、前回の予告編の通り、SoundCloudからガシガシと楽曲をダウンロードする、とても簡単で便利な方法をご紹介します。
実は、SoundCloudの公式サービス自体にもダウンロード機能があります。ただし、すべての楽曲が対象ではなく、アップロードしているユーザーが許可をしてる楽曲に限定されます。
もちろん、ストリームで聴くぶんにはまったく問題ないのですが、人間とは欲深いもので、気に入った楽曲はいつでもどこでもオフラインでも、どのデバイスでも聴いていたくなってしまいます。
SoundCloudからどんな楽曲でもダウンロードできるようにするには、URLを入力すればダウンロードしてくれるウェブサービスや、それらのブラウザプラグイン、iPhoneアプリやMacアプリなど多種あるのですが、どれも使い勝手が良いとはいえません。
ということで、色々と試した結果、iPhoneのSoundCloud(公式アプリ)で楽曲を楽しみながら、簡単にかつ同時にMacからダウンロードして、しかもiPhoneでの通信料を押さえる方法を見つけましたので、ご紹介です。
この超簡単ダウンロード方法で、まず必須なのは、SoundCloudのアカウントです。(もちろん、iOSデバイスとMacの利用が前提です。)
公式ページから登録するか、SoundCloudアプリからユーザー登録しましょう。
(ご要望があれば、SoundCloudの使い方やレビューは後日いたします。)
次にMac版のサードパーティアプリ、SoundCloud Downloaderをダウンロードして、セットアップします。
SoundCloud Downloaderの初期インターフェースはシンプルです。
一見すると、よくあるURL入力型のダウンローダーの様ですが、今回ここの重要度は限りなく低いので、サラッと次に進みましょう。
SoundCloud Downloaderではインストール後の初回起動時に各種設定を促すポップアップ画面が表示されるのですが、これらは後で設定画面で確認、変更することができます。
この設定の中で、重要なのが「Check your favorites automatically (お気に入りを自動的に確認する)」の項目です。
ここにチェックをして、SoundCloudのアカウント名を入力します。そして、ダウンロードするフォルダを確認しておきましょう。 後は、SoundCloud Downloaderを起動したままMacを用意しておきます。(試したところ、スリープ状態でも問題ありませんでした。)
以上で準備完了です。
公式SoundCloudアプリで楽曲を楽しみましょう。
自宅でも外出先でも、いつでもどこでもSoundCloudで気に入った楽曲があれば、左下にあるハートマーク(お気に入りに追加)をタップします。
はい。これだけ。
外出先であっても、自宅でMacの電源が入っていて、SoundCloud Downloaderが起動していれば(もちろんインターネットへの接続は前提です)、iPhone側のSoundCloudで幾つハートをタップしてお気に入りに追加しようと、勝手にダウンロードをやっておいてくれます。
この方法であれば、iPhoneで楽曲をダウンロードする訳ではないので、パケットが無駄に増えることはありませんし、ダウンロードの完了を待つ必要もありません。
お気に入り機能を介しての動作なので、iPhoneとMacが同じWi-Fiネットワーク上に有る必要もありません。
外出先でSoundCloudを楽しんで、気に入った曲は自宅に帰れば、Macにダウンロードされているというのは、なかなか便利で楽しいものです。
(SoundCloud Downloaderもご要望があれば、使い方や設定のレビューを後日いたします。)
【鑑定団こぼれ話】
SoundCloudも、日本の楽曲が増えてきたし、なかなか楽しいミックスがあったり、もっとメジャーになってもいいと思うのですが、やっぱり日本での普及のネックは英語なのかなぁ。例えば、Twitterの日本でのユーザー数が増えたのは、公式ページやアプリが日本語化されたという部分も大きいように思うのです。
日本でのサービス展開やアプリの拡販を考えるのであれば、下手くそな機械翻訳でもいいから、インターフェースを日本語化するというのは必須なんでしょうねぇ。