- OS:MAC OS X
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- 文書あるいはコード入力中に行き詰まった方。
- うるさいキーボード音の好きな方。
- ノスタルジーに浸りたい方。
- チェックポイント:OS XはMavericks以降、様々なセキュリティ対策が強化されています。バージョンを重ねるたびにより強力なプロテクトが採用されています。アクセシビリティの許可項目もその一つです。
Appストアで入手した正規のアプリで、Mavericks以降の対応がなされている場合は特に問題ないのですが、Noisy Typerのような非正規かつ、OSフックを行うアプリはそのままでは動いてくれません。
先日、当鑑定団をお読みになった方からのご質問に、個別にお答えしたのですが、El CapitanでもMavericksの時と同様の手順で動作するようです。
一応、念のために一旦Noisy Typerをアンインストールしてから再インストール、再起動を経て試していただきました。
で。
Noisy Typerには、一つ困った点がありまして・・・
時々、タイプ音が出なくなるときがあるのです。
どのタイミングでタイプ音が出なくなるのかは、ハッキリとしないのですが、どうやらスリープからの復帰時に音が出なくなることが多いような気がします。スリープ復帰時に必ず音が出なくなる訳ではないのですが。
音が出なくなったNoisy Typerを復旧するには強制終了させて、再起動するしかありません。
ところがNoisy Typerはフェイスレス(画面やアイコンを持たない)アプリのため、Dockやメニューバー、あるいは強制終了メニューから終了させることができません。
ということで、Noisy Typerを快適に使い続けるための手順です。
まず、ベタな方法のご紹介です。
アクティビティモニタを起動してNoisy Typerの項目を探しましょう。
そして、強制終了します。
その後、あらためてNoisy Typerを起動すれば、再び心地よいタイプ音を満喫することができます。
上記の方法は確実なのですが、正直言うと面倒くさいです。
なので、Automatorを利用してこの手順を自動化しましょう。以前にAutomatorでアプリを再起動する手順をご紹介しましたが、その応用編です。
Automatorを起動して、新規にアプリケーション作成を選びます。
まず、「シェルスクリプトを実行」を選んで、「Killall NoisyTyper」と入力します。
次に、「アプリケーションを起動」を選び、Noisy Typerを選択します。
念のために、テスト実行をして動作することを確認しましょう。実行後にNoisy Typerの起動画面が表示されれば成功です。
後は、アプリケーションとして書き出せば完了です。
さらに、NoisyTyperのウェブページのコメントには、シェルスクリプトのみでオートマチックに再起動させる手順が寄稿されています。
#!/bin/shこちらのスクリプトを利用した方が動作も早いですし、再起動の画面が表示される事もありません。ただ、再起動したことが確認しにくいので、あなたのお好みにあわせてお好きな方をご利用下さい。
PID=`ps aux|grep -m 1 NoisyTyper.app|cut -d ‘ ‘ -f 5`
echo “killing pid #”$PID
kill $PID
echo “restarting NoisyTyper”
open /Applications/NoisyTyper.app
Noisy Typer公式配布サイト