- OS:iOS8.3以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- ショボイiPhoneの内蔵スピーカーでも、それなりの音を鳴らしたい方。
- カセットテープ世代の方(笑)。
- 作業BGMとして邪魔にならない音質をお求めの方。
- レトロな雰囲気が大好きな方。
- チェックポイント:先日ご紹介したMac版Magnetolaとほぼ同じ画面と操作をもつ、iPhone版アプリです。元は同じバイナリ(Mac/iPhone開発のメリットですね)らしいのですが、その効果はiPhone版の方が遙かに楽しめます。
Macであればまがりなりにもステレオスピーカーを備えている(miniは除外)ので、ヘッドホンを利用しなくても、そこそこ音楽が聴ける訳ですが、iPhoneの小さなモノラルスピーカーで音楽を楽しむのは少し厳しいですよね。
Magnetolaはもともと、耳に優しい音にするための工夫がなされていますが、逆にそれを逆手に取ることもできるのです。
使い方は前回ご紹介したMac版とまったく同じです。
カセットテープ部分をタップすることで、楽曲を選択します。
楽曲の取り扱いがアルバム単位、あるいはプレイリスト単位になっているのはもちろん、カセットテープライブラリの一覧から「>ボタン」をタップすると、アルバム内の楽曲が表示されるのも、同じです。
Magnetolaを利用する場合は、耳に優しくということで、
- SOFTスライダーを下げる (コンプレッサ効果)
- WOOLスライダーを上げて、低音を押さえる
- SILKスライダーを下げて、高音を押さえる
ところが、Magnetolaは押さえるだけでなく、ブースト(増強)することもできます。
低音・高音を増強すると、iPhoneの内蔵スピーカーでも、それなりに聞こえる音になったりします。ソフト効果(コンプレッサ)のおかげで、特に低音が割れてノイズっぽくなったり、高音部が耳ざわりになったりすることがほとんどありません。
デスクの隅にiPhoneを置いて、好きな楽曲をBGMにして作業するのにちょうどイイ感じの音楽プレーヤーです。
ちなみに、Magnetolaには早送りボタンが付いていますが、これもちゃんと昔のカセットテープ風にキュルキュルと鳴りながら早送りをしてくれます。芸が細かいですね。
芸が細かいといえば、更に、MagnetolaはiPhone4s以下の機種と、iPhone5以降の機種では若干画面レイアウトが異なります。ちゃんと液晶画面のサイズに合わせてデザインされているのですね。わたしは左右対称のデザインになるサイズの方が、よりレトロっぽくて好きです。
Magnetolaはただいま無料セール中です。