2015年2月28日土曜日

もうブラウジングにはマウスクリック不要!?マウス操作が劇的に変わるアプリがセール中。

DwellClick
  • OS:OS X 10.6.6 以降
  • 掲載時の価格:200円
  • こんな方にお勧め:
    • ネットサーフィンや調べ物を楽々と操作したい方。
    • マウス/トラックパッドをクリックするのも面倒だというものぐさな方。
    • ダブルクリックやホールドが苦手な方。
    • キーボードとマウス/パッドの同時操作が苦手な方。
  • チェックポイント:タイトルでは、ブラウジングと表記していますが、ウェブブラウザに限らず、Mac上のすべてのアプリでクリックが不要になるという、とてもユニークなアプリです。
正直な話し、マウスやトラックパッドをクリックしなくてもいいという(自動クリック)のは、逆に不便で使いにくいんじゃない?と思って「ました」。でも、自腹レビューの当鑑定団ですよ。実際に試してみたら、これがビックリ!ブラウザでの調べ物やPDFの閲覧、ファイルの操作が劇的に変わります。MacbookやAirをお使いでトラックパッドをメインにお使いの方には、特にお勧めのアプリです。

DwellClickの特徴は、
  1. 自動クリック
  2. クリックあるいはホールドのアシスト(補助)
  3. キーボードとの複合クリックのアシスト(補助)
  4. マウスやトラックパッドのクリック可視化(ビジュアル)
の4点です。
特にトラックパッドをお使いの方には、ブラウザでの利用が劇的に便利になります。

DwellClickはメニューバーに常駐して動作するアプリです。いったん起動すると自動的にクリックを補助してくれます。
では、設定画面を見ながらレビューして参りましょう。

最初は、自動クリックの設定です。左側に設定すると、自動クリックまでの時間が短く、右側に設定すると時間が長くなります。最初、DwellClickの動作になれるまでは初期設定のままで、やや長めの時間を設定した方が良いと思いますが、慣れれば少し時間を短くするとより快適に操作することができるでしょう。
 
2番目の設定は、ビジュアルとサウンドの設定です。
DwellClickでは自動クリックするまでの時間をアニメーションで見せてくれる(ビジュアル)と共に、マウスのクリック音を再生して、操作を助けてくれます。
普通に、初期設定のままでかまいません。わたしの場合は、Did I Clickという別の補助アプリを併用しているので、サウンドはオフにしています。
3番目は、ポップアップパネルの設定です。MacBookの場合はFnキーを押すことで補助メニューを表示することができます。この補助メニューではダブルクリックや、ホールド操作を肩代わりしてくれます。トラックパッドって、じつはホールド操作がマウスに比べると苦手です。でもDwellClickはこのホールド操作を簡単にしてくれます。
4番目は、サブパネルの表示設定です。上記のポップアップパネルと同様にクリックの補助をしてくれます。commandキーやコントロールキーなどを肩代わりしてくれますので、キーボードを操作せずに複合クリックをすることができるようになります。
5番目は、DwellClickを適用するアプリの指定(ホワイトリスト/ブラックリスト)です。
わたしの場合、これまた併用しているアプリ、Moomとの相性が悪かったので、当初はMoomでは使用しない設定にしました。
でも、色々と試した結果、通常はブラウザにのみDwellClickを利用するのが最も快適で効率的だと判断しましたので、今ではブラウザだけを許可リストに登録しています。
6番目のパネルでは、これまたユニークなことに、マウスやトラックパッドのすべてのクリックをキーボードに肩代わりさせるという設定が可能です。つまりマウスやトラックパッドはカーソルの移動だけに利用するという使い方ですね。キーボード操作に慣れているMacBookユーザーの方には、ハマる利用方法かもしれません。わたしの場合は外付けキーボードなので、利用していませんが。
7番目-1のパネルは動作設定です。
お勧めは下図のように自動クリックを有効、自動ドラッグを無効、クイックドラッグを有効にすると、ブラウザでの利便性が飛躍的に高まります。
なお、7番目のパネルの-2と-3はそのままの設定にしておいて良いでしょう。

DwellClickは同じデベロッパのアプリ、PopClip(超オススメのMac定番アプリ)とは、とても相性が良いです。クリックをすることなく、DwellClickのドラッグの補助+PopClipのポップアップで、コピー/ペースト機能や翻訳機能をスイスイと利用することができます。

DwellClickは、ただいまディスカウントセール中です。200円なら決して損はしないアプリですよ。すべてのMacユーザー、特にMacBook、MacBook Airをご利用の方にはお勧めです。