- OS:iOS7.1以降
- 掲載時の価格:360円
- こんな方にお勧め:
- iPhoneだけでウィルスをチェックしたい方。
- 不審なウェブサイトを訪問前に調査しておきたい方。
- DropboxやGoogle Driveで受け渡すファイルが安全か確かめたい方。
- チェックポイント:iPhone上で動作するウィルス検査(調査)アプリです。他のアプリ内に保存されたファイルがウィルスに感染していないかどうかを検査することができます。
VirusDetectorは、その仕組み上、あなたの所有するファイル情報や訪問したいサイトの情報をデベロッパに送信することになります。そのため、アプリの初回起動時にはキチンと利用規約とプライバシーポリシーが表示されます。
最下部にある緑色のバーをタップすると利用開始です。
主な操作は2つ。ウェブサイトのスキャンと、クラウド上にあるファイルのスキャンです。
操作は非常に簡単で、ウェブサイトを調査したいのなら、そのURLを入力するだけです。
試しに当鑑定団をスキャンしてみましたが、当然のことながら、まったく問題ありませんでした。
ウェブサイト上に怪しいファイルあるいはスクリプトが仕込まれていないか否か、詳細情報を確認することもできます。
この機能を利用すれば、safariなどのブラウザで開く前にあらかじめウェブサイトが安全かどうかを確認することができますね。
もう一つは、クラウド上にあるファイルがウィルスに感染していないかどうかを調査する機能です。iPhone標準のクラウドサービスである、iCloudはもちろんのこと、
DropboxやGoogle Driveにも対応しています。VirusDetectorとクラウドサービスをアカウント連携させれば、いつでもiPhoneだけでウィルスチェックができます。
実のところ、iPhone「だけ」でウィルスチェックができるというのは、かなり画期的なアプリだと思うのです。
最近ではPCやMacを使わずにiPhoneやiPadだけで仕事や書類作成のほとんどを済ませる方も多いでしょう。iOSデバイス自体はサンドボックス仕様となっているため、外部からのウィルスに感染する可能性は低い(皆無ではありません)のですが、iPhoneを「介して」受け渡されるファイルそのものがウィルスに感染している可能性は多いにあります。
iPhone自体はウィルスに感染しなくても、あなたが受け取ったファイルが他のPCやMacに影響を与えるかもしれません。
ウィルスに感染していることをまったく気付かずに、あるいは「意識をせずに」ファイルを受け渡しすることは、危険ですし、やはりマナーにも反すると思うのですが、あなたはどのようにお考えでしょうか。
VirusDetectorは、Open In(・・・で開く)に対応している他のアプリと連携することができますので、例えばPDFリーダーやメディアプレーヤーの共有メニューからウィルスチェックを行うこともできます。
ぶっちゃけ、ウィルスに感染したファイルを再配布してしまう等というのは、かなり恥ずかしいことです。IT業界であれば信用問題でしょう。
転ばぬ先の杖、あるいは良き大人の矜持として、VirusDetectorは価値あるアプリです。